こんばんは、庵野です。
DOW(ダウ)から配当金が出ましたので、詳細をまとめてみたいと思います。

<税引き前 配当>
・DOW(ダウ) 0.35ドル × 24株 = 8.40ドル
同社は 米国の化学素材メーカー であり、「景気敏感銘柄」に分類されます。
じつは、3月以降の地政学不安が続くなかで、"見事に株価を上げている" のがこのダウ社であり、本日はその概要と配当内容を紹介していきましょう。

「社会の基盤となる素材を世界中に供給する巨大化学会社」
そんな同社の事業・製品は多岐にわたり、大きく分けると以下のようになります。
① 包装・高機能プラスチック
食品包装、輸送用フィルム、電線被覆材などのポリエチレン製品
② 産業用中間体・インフラ関連
建設資材、断熱材、工業用洗浄剤、潤滑剤などの化学中間体
③ 高機能材料・コーティング
化粧品、スキンケア、洗剤、塗料、接着剤向けのシリコーンや添加剤
会社規模は非常に大きく、29か国で製造拠点を展開、従業員は約3.5万人を誇ります。(日本法人もあります🗾)
じつは過去にもダウを取り上げた記事(ブログ)を書いておりまして…
「減配」を受けたり何かと思い入れのある銘柄となっています。
"減配でも手放さなかった理由" は👇を参照
●配当金と利回りの推移について
今回分を含めた 配当履歴 と 増配率(減配率)は以下となっています。

2025年の8月権利確定分より「50%の減配」となっています。
元々は 利回りが6%近い「高配当株」でしたが、歴史的な化学業界の売上不振やフリーCFの悪化に伴い、配当が賄いきれずに減配措置となりました💀
現在でも減配は継続しており、いずれ復配となることを夢見て保有を続けています☕
次に、配当利回りと合わせてグラフにすると以下のようになっています。

左縦軸=配当(ドル)/ 右縦軸=配当利回り(%)
・現在の想定利回り 3.9 % 前後
ダウは2019年に スピンオフ(分離独立)にてスタートした会社ですので、同年の配当額は3回分となっている点にご留意ください。
庵野が好んで投資している「配当王/配当貴族」のように、毎年増配しているような銘柄ではないのですが、前述のとおり "高配当という魅力が輝く" 銘柄です。
(…でした?)
減配を前提として、配当性向の推移も確認してみましょう。

左縦軸=配当性向(%)/ 右縦軸=配当支払額(ドル)
Oh…。
これは減配でもおかしくない数値ですね。
配当性向が30~40%台の年もありますが、100%を超える年が多く、なかなかと厳しい財務状況だったことがうかがえます🤔
配当性向のマイナスは「決算上は赤字」ということですので、減配が発生した2025年は赤字で着地した…ということになります。
しかしながら「コスト削減プログラム」として、人員削減や工場閉鎖などを実施しており、2026年には難しくとも、2027年頃にはその効果が出るのではと期待しているところです。
●現在の株価チャートを見てみる
最後に株価チャートを見ておきましょう。

庵野は2025年7月に 28ドル で取得。(オレンジ丸あたり)
「底値圏だ!」と飛びつき、翌月に減配を食らうという "バリュートラップのお手本" のような動きとなりました。
財務健全性 や 配当性向の重要性 を学んだ一件だったと思います。
幸いにも2026年からは株価が回復傾向となり、現在では含み益率が保有銘柄の中でも高い銘柄になりました。
皮肉にも、3月からの原油高・供給不安が「供給逼迫で北米化学メーカーの優位性が高まる」状況を生んでおり、さらなる株価上昇要因となっています。
株価が上がるのはもちろん嬉しい。
しかし、なにより「復配」を待ち望んでおります。
がんばれ、ダウ!
それでは。
淡々と。良い返済と、良い配当を。
※本記事は投資の記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。最終判断はご自身でお願いします。